女性が花を好きな理由【喜ぶ/嬉しいのはなぜか?】プレゼントの参考にも

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ハートのフラワーアレンジメント

「花をもらって何が嬉しいの?」
男性タレントが、女性タレントにそう言いました。
あるバラエティー番組です。

なぜ女性は、男性よりも花を好むのでしょうか?

そして「男性はどうして、花の価値が分からない」のでしょうか?

花はアクセサリーと違って、いつまでも残るものではありません。
デザートと違って、食べることもできません。
それでも人間は、花をプレゼントします。

科学的な理論、心理効果から、女性が花を好む理由を説明します。

また、花をプレゼントするのは効果的かもしれません。
その理由も紹介します。

女性は嗅覚が優れている

人間の鼻の中には、嗅覚を処理する部位があります。[1]

  1. 嗅球と言います。

この部位は、脳へ直接的に信号を送ります。

ニオイは様々な脳の部位に送られるので、記憶や情動に深く関わります。

私たちは匂いにつられて、つい食べ物を買ってしまうのです。

女性は男性よりも、香りに敏感です。

花に水をあげる女性

「女性は、男性よりも嗅覚が優れている」という研究報告があります。[参考文献※1][参考文献※2]
以前は性差がないとの報告もありましたが、今は女性の方が、嗅覚に優れていると分かっています。

これは「女性が花を好む理由」のひとつではないでしょうか?

であれば男性は、匂いに配慮しなければいけません。
タバコ、お酒、コーヒー、異常に強い香水は、あなたの印象を傷つける可能性があります。

さらに悪い知らせがあります。

人間は、匂いに慣れるということです。
自分の家の匂い、体臭などは、自分で気づくことができません。[1]

  1. 匂いだけでなく、痛みや高所の恐怖も、そのうち慣れてしまいます。

花は行動を左右する

花は女性の行動を左右するようです。
ちょっと驚くフランスの研究報告があります。[参考文献※3]

3つの花瓶に花を生けた部屋と、そうでない部屋で実験が行われました。
男性は女性に「あなたは魅力的だ。後日、飲みに行きたい」と誘います。
このとき「男性から電話番号を受け取ったかどうか」を測定します。

花のある部屋では、電話番号を受け取る確率が5割近くアップします。

花の種類は、バラ、マリーゴールド、デイジーが実験で使われました。
おそらく花の種類は影響していません。
別の実験でも、女性の行動に変化が確認できたからです。

さらに別の実験では、花屋が近いだけで、同じような結果が得られています。

花は人間の行動に、何かしらの影響を与えるのでしょう。[1]

  1. 人間の脳よりも単純なハエの実験では、ニオイによって行動を予測することができます。

納豆とレモンが置かれたテーブルでは、レモンがいつもより良い匂いに感じます。
このように、ニオイは相対的です。

男性の体臭が、花の香りで消されて、警戒心が少なくなるのでしょうか?
それとも花があるだけで、心理的にリラックスして、打ち解けやすいのかもしれません。

花と向き合う男女

花は記憶を思い起こす

花の香りは、幼少の記憶を想起させているのかもしれません。

匂いには、行動だけでなく、記憶にも強く作用します。[1]

  1. 睡眠中にバラの香りをかぐと、記憶力がアップするという研究報告があります。

子どもの頃に、女性は男性よりも、花の香りに触れる機会が多くあります。
それはシャンプーの香りや、コロンだったりします。

花は子どもの頃の記憶を、思い出させることができます。
それは無意識の中で、心を落ち着かせます。

猫が頭をなでられて気持ち良さそうなのは、赤ちゃんの頃に、母猫に頭を舐められた記憶を思い起こすからです。

子どもの頃の記憶は、大人になると特別な感情を生むのでしょう。

花による幸福感の効果

花の香りは、人間に幸福感を与えます。
これはニュージャージー州立大学の研究報告です。[参考文献※4]

幸福感を与えるだけではなく、友人や家族とのつながりを深め、コミュニケーションの機会が増えます。
(この研究報告は、脳の回路を調べたわけではありません)

花は何かしら、心理的にプラスへ作用するようです。
そして、これらは無意識に作用します。

この時点で「花をもらって嬉しいかどうか」という質問は、意味がないと言えます。

意識できないのであれば、人に聞いても、本当の理由は得られません。

プレゼントに花が良い理由

バラの花のイメージ写真

前述の通り、花は素晴らしい心理効果を与えてくれます。

アメリカでは「バレンタインデーに女性がもらって嬉しいプレゼント」の調査があります。
花は第2位です。(1位は宝石です)
特に赤いバラは、好まれる傾向です。

花は男性にギャップを与える

「ギャップ萌え」という言葉があります。

ギャップは、相手に新鮮みを与えます。
そして新鮮みは、受け手の脳を刺激します。
相手の心を揺らすことができるのです。

そうであれば、花を贈るとき「正装で手渡し」を試してみてはいかがでしょうか?
ジャケットを羽織るだけでも、試す価値はあります。

フラワー店員に任せられる

フラワーショップの店員さんは、あらゆるシーンで最適の花を選んでくれます。
花選びに迷う必要はありません。

下手に自分の意志で選ぶと、誰のためのプレゼントか分からなくなります。
フラワーショップの店員に任せましょう。

最近はブーケタイプが好まれています。
すでに形が作られているので、飾るのに楽です。

花を贈る文化に民族性(地域性)はあるか?

海外の調査ばかりを取り上げましたが、日本でも通用するのでしょうか?

国ごとの文化は、言語によって変化します。
例えば男性は、赤色の服を身につける女性を魅力的と感じます。
これは国や民族に関係なくです。

花による心理効果に、文化や民族性が影響するとは思えません。

少数の女性が、花を嫌う理由

少数の女性は、花をプレゼントされるのが嫌いです。

なぜでしょうか?

花が枯れるのを見ると、切ない気持ちになるそうです。
特に多くの花が同時に枯れると、ショックを受けることになります。
花には生命があると考えられていて、命が途絶えるのをイメージしてしまいます。

このように感受性は、個人差があります。
すべての女性が花を好むとは限りません。

ちょっとしたリサーチは必要でしょう。

結論

瓶に入った花

花にリラックス効果があるのは本当です。
それどころか、他人の行動を変える効果もあります。
(もちろん、それは可能性の話です。大きな期待を抱いてはいけません。)

香りが無意識の中に入ってくるからです。
そして、人間の行動は、案外無意識で決まるものです。

女性が花を好む理由は?

女性は男性よりも、嗅覚が優れています。
古来では、男性が狩りをして、女性は果物を採取していました。

安全な果物かどうか、判断できる嗅覚が必要だったのでしょう。
嗅覚が優れていると、花の心理的効果も高くなります。

そしてニオイは、情動や記憶に大きく関わります。
幼少の頃の記憶が想起されることで、やはり良い心理的効果を生むのだと思います。

最後に

私は前職で出向から戻るとき、出向先の社員の方々から花を贈るという話があったのですが、事前に断ってしまいました。
当時は若くて、花の価値が分かりませんでした。
今なら喜んで受け取っていたはずです。

毎日、花に水をあげるのは、素晴らしいことです。
与えられるより、与える方が、人生にとって良いと思うからです。

参考文献

この記事は以下の文献を参考にして、独自の解釈でまとめています。

  1. Sexual Dimorphism in the Human Olfactory Bulb: Females Have More Neurons and Glial Cells than Males
  2. Differences in peripheral sensory input to the olfactory bulb between male and female mice
  3. “Say it with flowers”: The effect of flowers on mating attractiveness and behavior
  4. How Flower’s Affect People’s Moods

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