当サイトでは、不登校に対して「まず一冊、本を手にとって読む」ことをオススメします。理由は「書籍」という客観的で冷静、かつ多くの時間と人の手を経て生み出された情報源を通じて、保護者が衝動的な対応や不安から脱却し、自立かつ中長期的な判断力を養うことが最優先だと考えるからです。また子どもの持つ「違和感」は今、「言葉にならない/できない」いわば出口の見つからない苦しさでもあります。書籍はこれらの苦しみを代弁し癒やし、また言語化する手助けにもなるでしょう。
不登校は「出口の見えない長いトンネル」に例えられますが、その「道しるべ(ライト)」となるような良著との出会いを、当サイトがお手伝いします。
サイトの方針:おどらず、どうじず、こだわらず
従来の不登校支援の原則(あせらず、あわてず、あきらめず)にリスペクトを払いつつも、当サイトは現状の社会的状況や選択肢を踏まえ、さらに「リスクや不安への対処力を高めつつ、より自由で自分らしい判断ができる」ための独自スタンスを提案します。
・ おどらず:社会的な不登校への偏見や従来の価値観(べき・ねば)におどらされず、目の前の子どもと向き合う。
・ どうじず:孤立せず、今から繋がれる範囲でゆるく、多種多様と多数とつながることで、バランスを取りつつ動じない「レジリエンス(回復/復元力)」を身につける。
・ こだわらず:これまでの「当たり前」にこだわらず心を自由に、様々な可能性を受け容れる。不登校をひとつの機会として、子どもの個性や才能をより活かす新しい選択肢へとつなげげる。
この方針のもと選書、および書評を作成しています。以下に特に問い合わせの多い「4つのカテゴリ」でまとめましたので、選書の基準としてください。
1. 【初期対応・方法論】今すぐ行動を変えたい
「毎朝の登校バトルを止めたい」「子どもの自信や元気を取り戻すため、親ができることは?」「親子関係の悪化を止め、悪循環を断ち切りたい」など、即効性のある具体的な対策や行動指針を求める読者向けです。親の心身の消耗を止めるための「技術」や「方法」に特化した書籍をまとめています。
※まずはこちらから一冊選び、全貌と基本対応を知ることをオススメしています
・不登校の概要がわかる、入門・ガイド
ーこれでわかる不登校
ー不登校の歩き方
ー登校しぶり・不登校の子に 親ができること
ー不登校の子どもに親ができること 4つのタイプ別対処法
ー不登校のはじまりから終わりまで
ーNPOカタリバがみんなと作った 不登校—親子のための教科書
ー学校 行きたくない 不登校とどう向き合うか
・親ができる具体、実践方法が知りたい
ー学校に行けない「からだ」 教師・スクールカウンセラー・保護者のための不登校体験の本質と予防・対応
ー不登校・ひきこもりに効くブリーフセラピー:「常識」という名の消耗戦を終わらせる
ー聞く技術 聞いてもらう技術
ー 不登校は1日3分の働きかけで99%解決する
ーコンプリメントで不登校は治り、子育ての悩みは解決する
ー不登校に向き合うアドラー心理学:どうすれば子どもと親に勇気を与えられるのか
ー不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルール
ー思春期に心が折れた時 親がすべきこと
ーCRAFT ひきこもりの家族支援ワークブック 若者がやる気になるために家族ができること
ーゲームと不登校
ー13歳からの「男の子」の育て方 「思春期の心」がわからなくなくなったら
ーパパのトリセツ
2. 【理解と哲学】子どもの心と不登校の構造を知りたい
「なぜ不登校が起こるのか」「子どもが何を考えているのか」という、問題の理論的・哲学的な背景、および親子の心理・内面的な在り方を探りたい読者向けです。
・理論や背景について詳しく
ー 学校に行けない「からだ」が示す、最後のSOS
ー思春期ポストモダン 成熟はいかにして可能か
ーひきこもりはなぜ「治る」のか? 精神分析的アプローチ
・臨床心理、支援の現場から
ー不登校・ひきこもりに効くブリーフセラピー:短期集中療法がひらく新しい支援
ー不登校・その心もようと支援の実際
ー不登校の理解と支援ハンドブック:孤独な闘いを終わらせる「チーム支援」の羅針盤
ーいじめと不登校
ー不登校・ひきこもり急増:コロナショックの支援の現場から
ー箱庭療法 こころが見えてくる方法
ー不登校を克服する
・常識に囚われず、論理・哲学的に考える
ー学校と日本社会と「休むこと」
ー不登校論の研究:本人・家庭原因説と専門家の社会的責任
ー生きることは頼ること 自己責任から弱い責任へ
ー学校に染まるな! バカとルールの無限増殖
ー学歴社会は誰のため
ー学校の戦後史
ー家族関係を考える
ー友だち幻想 人と人の〈つながり〉を考える
3. 【当事者の声と未来】希望とキャリアを見つけたい方へ
当事者による、不登校の「乗り越え方」、および「乗り越えた後の未来」について。また幅広く学校”以外”の選択肢(フリースクールやオンライン)の活用事例、不登校を機会とした独自のキャリア形成、自立の可能性を求める読者向けです。
・当事者目線のの体験談
ー元・しくじりママが教える 不登校の子どもが本当にほしがっていること
ー不登校クエスト:天才論を否定する当事者の声:「義務教育9年不登校」が東京藝大へ合格できた、たった一つの理由
ー不登校ってダメなこと? 不登校だった子どもを持つカウンセラーが伝える再登校をゴールにしない子育て
ーだいじょぶだぁ~ 不登校・うつを経験した精神科医の読む薬
・学校以外の教育方法や可能性を探索する
ー明るい不登校:創造性は「学校」外でひらく
ーフリースクールが「教育」を変える
4.【思春期のキミへ】違和感を”チャンス”に変えるヒント
学校や人間関係に「違和感」を感じているキミへ。「毎日がなんだか面白くない」「ルールに納得できない」というキミのため、むずかしい哲学や勉強じゃなくて、「自分らしさ」を見つける具体的な方法が詰まった本を集めて解説してみました。人間関係がしんどい時、将来が不安な時、どうすれば毎日をワクワクした気持ちでやり直せるか?キミが自分の頭で考えて、行動するためのヒントをここで見つけてみよう。
・今がツラい!周りに助けを求めたいなら
ー10代から身につけたい ギリギリな自分を助ける方法
ー自分のこころとうまく付き合う方法
・毎日が「つまらない」と感じてしまったら?
ー14歳からの個人主義 自分を失わずに生きるための思想と哲学
ーじぶんリセット:つまらない大人にならないために 14歳の世渡り術
ーどうしたら、人生は楽しくなりますか? 14歳からのメンタルヘルス
【支援/関係者向け】教育関係者のための「不登校」論点ガイド
不登校は、子どもの「心」だけで起きているのではありません。制度の疲労、学校の歴史、社会構造の変化が複雑に絡み合っています。 このセクションでは、教育社会学、統計データ、学校システム論など「客観的な視点」から不登校を捉え直すための専門書を厳選しました。 教育現場で奮闘される先生方、支援者の方、そして「なぜ?」の答えを深く探求したい保護者の方へのハンドブックとしてご活用ください。
・定性:「個人の心」の問題から、「社会の構造」の課題まで
ー子どもと学校
ー教師のバトンとはなんだったのか――教師の発信と学校の未来
ー学校に行けない/行かない/行きたくない
・定量:データと歴史で紐解く、教育の現在地
ー教育論の新常識:「学校」というシステムをデータで冷静に見つめ直す
ー令和型不登校をあきらめない
ー教育格差――階層・地域・学歴
今後追加予定のブックガイド
編集長スガヤは現在「取材」を優先しているため、ブックガイドがなかなか更新できません。1月以降、順次以下の書籍、および書評を更新していく予定です。「急ぎ知りたい!」というものがあれば、お問い合わせフォームからご連絡ください
・遊ぶヴィゴツキー 生成の心理学へ
・ヴィゴツキー入門
・社会と文化の心理学 ヴィゴツキーに学ぶ
・経験と教育(ジョン・デューイ)
・Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲
・「いいんだよ」は魔法の言葉 君は君のままでいい
・戦後教育史 貧困・校内暴力・いじめから、不登校・発達障害問題まで
・おそい・はやい・ひくい・たかい(109) 「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏みだすとき
・すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論
・不登校の本質 不登校問題で悩める保護者の皆さんのために
・ここは自信をとり戻す学校 福岡のある登校型通信制高校と不登校の生徒家族の10
・14歳からの精神医学 新版 心の病気ってなんだろう
・〈叱る依存〉がとまらない
・無理して学校へ行かなくていい、は本当か 今日からできる不登校解決メソッド
・無気力なのにはワケがある 心理学が導く克服のヒント
・学校に行かない子どもの社会史 不登校とフリースクールの源流
・誰にも頼れない 不登校の子の親のための本
・不登校でも子は育つ 母親たち10年の証明
・「しがらみ」を科学する 高校生からの社会心理学入門
・暴走する能力主義 教育と現代社会の病理
・中学生からの哲学「超」入門 自分の意志を持つということ
・働くということ 「能力主義」を超えて
・不登校、うつ状態、発達障害 思春期に心が折れた時親がすべきこと コロナ禍でも「できる」解決のヒント
・世界7大教育法に学ぶ 才能あふれる子の育て方 最高の教科書 正解のない時代を「たくましく生きる力」を育てる
・不登校でも学べる 学校に行きたくないと言えたとき
・「思春期男子」の見守り方
・笑う不登校 こどもと楽しむそれぞれの日々
・ゲームと不登校 学校復帰へのサインを見逃さないために
・さよなら不登校 復学サポートブック
・子どもの宇宙
・人生を豊かにする学び方
・14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト
・14歳からの社会学 これからの社会を生きる君に
・どうしたら、人生は楽しくなりますか? 14歳からのメンタルヘルス
・“正しい”を疑え!
・おとなになるってどんなこと
・「さびしさ」の正体
・14歳の君へ どう考えどう生きるか
・恋愛の哲学
・SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ あいだで考える
・悪いことはなぜ楽しいのか
・生きることは頼ること 「自己責任」から「弱い責任」へ
・勉強できる子は○○がすごい
・勉強ができる子は何が違うのか
・ギリギリな自分を助ける方法 10代から身につけたい
・自分のこころとうまく付き合う方法 U18世の中ガイドブック
・教育幻想 クールティーチャー宣言
・学校は必要か 子どもの育つ場を求めて
・親ガチャの哲学
・「人それぞれ」がさみしい 「やさしく・冷たい」人間関係を考える
・無気力の心理学
・訂正する力
・だけど、学校をあきらめきれない 「行けない不登校」に悩む親子へ
・一億総ガキ社会 「成熟拒否」という病
ブックガイドの利用とさらなる活用提案~「読書勉強会」のお誘い
書籍は、刺激の強い動画やショートメッセージよりも、落ち着いて「問い(なぜ?なにが?どうすれば?)」を立て、じっくり考えることに適しています。
・ 書籍の利用: ご紹介する書籍から、あなた(またはその子ども)なりの「問い」を立て、深く考えてみましょう(難しいことでなく、「ボク(スガヤ)」がやっているように「個人的ブックマーク」をつければよいだけです!)
・ 活用提案: 随時開催の「読書勉強会」では、書籍を共通のテキストとして利用し、個別具体的な悩み(問い)を言語化し、参加者と意見交換することで、次の一歩を踏み出すお手伝いをしています。開催は都度ご案内しますので(大体週1ペース ※オンライン です)、ぜひご参加ください!
もちろん上記以外の”持ち込み”も歓迎で、マンガも可です。また他の方主催の「読書勉強会」への参加も歓迎ですし、ボク(スガヤ)抜きの参加者同士で親睦を温めていただいても構いません。

