
No.55
【状況】
「どうしたいの?」という直接的な問いが子どもを追い詰め、さらに黙り込んでしまうとき。自分の本心を言葉にするのは大人でも難しいものであり、無理に答えを求めると感情がフリーズしてしまいます。
【解決策】
動物やキャラクターのマグネット(アバター)を使い、今の状態を「たとえ話」で安全に共有します。アバターを介すことで自分を客観的に見る練習(SEL)になり、直接言いにくい「違和感」を安全に伝えられます。
実践のステップ
1. ツールの用意: 冷蔵庫などに、様々な動物やキャラクターのマグネット(アバター)を置く。
2. 代弁の依頼: 「深海で静かにしていたいクジラ」「走り回りたいライオン」など、アバターに今の気分を代弁させる。
3. 距離の確保: 「今日の君はクジラさんだね、じゃあそっとしておくね」と、アバターを介して安全な距離感を保つ。
スミレ: 感情をキャラクター化する「外在化」の技法です。親子でアバターを介して本音を交換することで、感情のすれ違いを防ぎ、自己調整能力を高めます。
【使ってみた!報告】
・冷蔵庫に恐竜とペンギンのマグネットを置きました。子どもがペンギンを部屋の隅に移動させたのを見て「今はひとりの時間が必要なんだな」と察することができ、余計な干渉をせずに済みました。
・「今日のお母さんはイライラライオンだよ」と予告。自分の状態をアバターで伝えることで、子どもに気を遣わせすぎず、冷静な距離を保てるようになりました。
・言葉で説明しにくいモヤモヤをアバターが代弁してくれます。遊び心があるおかげで、深刻になりすぎずに今のコンディションを共有できるのが良いですね。
※報告、および実践数はオフライン実績も含みます
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