
No.60
【状況】
子どもが少し元気になってきたのに、登校できない姿を見て、親がまたガッカリして焦ってしまうとき。 回復のプロセスを正しく理解していないと、順調な足踏みが「後退」に見えてしまいます。
【解決策】
建物の断面図を用いた「回復プロセス・マップ」を貼り、今は地上に出るための「準備期(地下1階)」であることを視覚的に共有します。 停滞感を「必要なステップ」として肯定的に捉え直す、出口戦略の総仕上げです。
実践のステップ
1. プロセスの図解: 「地下2階(絶望)〜地上2階(再始動)」の建物の絵を描き、リビングに掲示する。
2. 現在地のマーク: 「今は地下1階(好きなことはできるが、まだ地上へは行けない時期)」にマグネットを置く。
3. ステップの肯定: 「地下1階にいられるのは順調な回復の証だ」と、焦らず温め期を過ごす合意を親子で持つ。
スガヤ: 「変えられないものを受け入れ、変えられるものを変える知恵」を物理的な形にしたのが、この60のパターンです。 暗闇を手探りで進む時期は終わりました。ここからは親子で未来の地図を描いていきましょう。
【使ってみた!報告】
・「地下1階」という表現が、親の不安にピタリとはまりました。 順調に回復しているんだと納得できたら、子どもを急かす気持ちが消え、家庭内がとても穏やかになりました。
・親子でマップを眺めて、「今日は地下1階のどこらへんかな?」と話せるように。 共通の地図を持つことで、将来の不安を前向きな作戦会議に変えられました。
・全60パターンを完遂。 このマップがあるおかげで、足踏みしている時も「今は充電中だ」と自分たちを信じられるようになりました。 自律への道のりが見えています。
※報告、および実践数はオフライン実績も含みます
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