
No.53
【状況】
子どもがゲームの中で何をやっているのか分からず、ただ画面を見ている時間をもどかしく感じるとき。プレイ内容を単なる遊びと切り捨てると、本人の本質的な強みを見逃してしまいます。
【解決策】
ゲーム内での行動特性(コツコツ集める、チームをまとめる等)を観察し、「君は〇〇タイプだね」と現実の価値へと繋げます。遊びを否定せず肯定(ヨイ出し)することで、自己肯定感の土台を固めるアプローチです。
実践のステップ
1. 観察とメモ: どんな風に遊んでいるか(農耕型、狩猟型、支援型等)をこっそり観察する。
2. 価値への変換: 「素材を集める根気は現実の仕事でも役立つスキルだよ」と、現実の能力として言葉にする。
3. 偏愛の肯定: 「この分野では君がプロだね」と、一つのことを突き詰める姿勢を全面的に支持する。
スガヤ: ゲームの中の行動は「性格特性の鏡」です。自分の偏愛が社会でどう活かせるかを知るきっかけを提供しましょう。それが自信に繋がります。
【使ってみた!報告】
・マルチプレイで仲間を指揮している姿を見て、「リーダーシップがあるね」と伝えました。本人は照れていましたが、それ以来、現実の家族の役割も前向きに引き受けてくれるようになりました。
・延々とアイテムを集める姿を「リサーチのプロだ」とヨイ出し。自分の根気強さに自信を持てたようで、プログラミングの学習も粘り強く続けられています。
・遊びを否定するのをやめたら、子どもが今の状況を正直に話してくれるようになりました。親が自分の世界を認めてくれる、という安心感が何よりの薬です。
※報告、および実践数はオフライン実績も含みます
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