不登校の子供の暴言や昼夜逆転。「性格」ではなく「きっかけ」を見る客観視ボード

「性格」ではなく「きっかけ」を見るボード
No.35

【状況】

子どもの暴言や昼夜逆転を見て、「だらしない性格だ」と本人の資質を責めてしまい、解決の糸口が見えないとき。性格を責めると関係はさらに悪化します。

【解決策】

「きっかけ(A)・行動(B)・結果(C)」を可視化するボードを導入し、行動を客観的なデータとして眺めます。「この行動をすると、こういう結果(メリット)が得られるから繰り返されている」という仕組みを見抜くための手法です。

実践のステップ

1. 枠組みの用意: 冷蔵庫横等に「きっかけ・したこと・結果」の3列を作ったボードを貼る。

2. 事実の記録: 衝突のあと、落ち着いてから「A:親が進路を聞いた」「B:ドアを蹴った」「C:親が黙って去った」と事実だけを書く。

3. 仕組みの解析: 感情を抜きにして「なぜこの行動が起きているのか」をシステムとして親子で眺める。

累計実践数:55

スミレ: 応用行動分析(ABA)の基本的な枠組みです。「性格」を攻撃せず「仕組み」を直す考え方に変わることで、不要な敵対心が消えます。

【使ってみた!報告】

・暴言の理由をボードに書いたら、「自分の不安を打ち消すために言っている」という仕組みが見えてきました。子どもの弱さに気づけ、こちらも冷静に対処できるようになりました。

・子どもと一緒にボードを眺めながら、「このきっかけが来ると、つい喧嘩しちゃうね」と笑い合えるように。行動を客観視する力は偉大です。

・今まで性格のせいにして怒っていましたが、仕組みのせいにすることで肩の荷が下りました。環境を変えれば行動が変わる、という希望を持てました。

※報告、および実践数はオフライン実績も含みます

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