不登校のキミへ|14歳からの個人主義:自分の「納得」を大事にして生きるための、カッコいい哲学を実装する

株式会社 大和書房
14歳からの個人主義 - 株式会社 大和書房 生活実用書を中心に発行。 14歳からの個人主義詳細をご覧いただけます。

・掲載情報 書籍タイトル: 14歳からの個人主義 自分を失わずに生きるための思想と哲学
・著者: 丸山俊一
・出版社: 大和書房
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目次

「みんなと一緒」がしんどいキミへ。逃げることは「戦略」だ!

「個性を出そう」と言われながら、「空気は読め」と強制される。そんな学校や社会の矛盾に、なんとなくモヤモヤしていませんか? もしキミが、周りに合わせることに疲れていたり、集団の中にいると息苦しさを感じていたりするなら、それはキミが弱いからではありません。むしろ、周りの空気に流されずに立ち止まって考えられる「知性」を持っている証拠です。 この本は、そんなキミに「個人主義」という最強の武器を授けてくれます。それはワガママになることではなく、他人の評価(いいねの数や成績)に振り回されず、自分の「納得」を大事にして生きるための、カッコいい哲学です。

ポイント:「カメ」は競争なんてしていなかった?

この本では、誰もが知っている話を別の視点から読み解くことで、キミの心を楽にしてくれます。

・ウサギとカメの真実: 童話「ウサギとカメ」は、コツコツ努力すれば勝てるという教訓だと教わってきたかもしれません。でも、著者はこう言います。「カメには、そもそも競争に参加している意識なんてなかったんじゃないか?」。カメはただ、自分のペースで歩くこと自体を楽しんでいただけ。ウサギが勝手に競争相手だと思い込んで、勝手に自滅しただけかもしれません。 キミも、誰かが勝手に敷いた「競争のレール」に乗る必要はありません。ウサギになろうと無理をせず、自分のペースで景色を楽しめばいいのです。
「嫌だ」は自分らしさのセンサー: 「なんか嫌だ」「恥ずかしい」「自分ならそうしない」というネガティブな感情。これは、押し殺さなくていい大切なものです。それこそが、キミの「美意識」の目覚めであり、本当の自分を見つけるための大事なセンサーになります。無理に合わせず、その違和感を大切に持っておいてください。

ネットの「いいね」に心をすり減らさない:スマホを開けば「つながり」や「共感」を求められる時代ですが、著者はそれに警鐘を鳴らします。「共感」が商品のように扱われる世界で、自分の心を安売りする必要はありません。 本当の自分は、ネットの画面上ではなく、もっと複雑で、矛盾していて、簡単には言葉にできないものです。SNSの評価に一喜一憂せず、スマホを置いて「ぼんやり」する時間こそが、キミ自身を取り戻すために必要です。

まとめ:孤立を恐れず、自分の頭で考えよう

学校に行かないことや、集団から離れることは、逃げではなく、自分を守るための「知的な戦略」です。 この本には、夏目漱石や昔の哲学者たちも、同じように人間関係に悩み、自分だけの生き方を探していたことが書かれています。彼らの言葉をヒントに、大人や社会の「あたりまえ」に対して、堂々と「自分はこう思う」と言える哲学を持ってみませんか。 そうすれば、孤独は「さみしいもの」から「自分を育てる豊かな時間」に変わります。

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スガヤのふせん ~キミに贈るワンフレーズ~

競争に勝つことだけが正解じゃない。そもそも、その競争に参加するかどうかだって、キミが決めていいんだって♪だとして…どうする?

周りがウサギみたいに走っていても、キミは自分のペースで歩くカメでもいい。 この本の中に、こんな言葉がある。

カメには、競走に参加しているという意識があったのだろうか? 自分のペースで歩みそのものを楽しんでいるうちに知らぬ間に勝ちになっていて、ウサギが勝手に悔しがっただけなのではないか。そもそも、どうして先を走ることが勝ちなのか? そのルールは誰が決めたのか?(P.78より)

世の中には色んなゲームがある。たまにはキミが”強制参加”させられているゲームから降りてみて、もう一度キミが楽しめそうな、キミの強みを活かせそうなゲームを再選択してみないか?

たとえば「遅い」人が勝つゲームだってある。そのゲームは「人生(長生きしたほうが勝ち)」と言われているね。

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