取材日:2026.01.20
語り手:溝口 氏(Loohcs高等学院 広報部)
取材先データ:Loohcs高等学院
- 運営
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Loohcs株式会社(通信制高校サポート校)
- 提携高校
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代々木高等学校(広域通信制高校)
- 特徴
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リベラルアーツ教育、プロジェクト学習、大学進学に強い
- コピー
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「『学校』を問い続ける学校」「#問題児求む」
- URL
「普通の学校」が合わなかったとき、私たちはつい「楽な場所」や「守ってくれる場所」を探しがちです。
しかし、ここLoohcs(ルークス)高等学院は違います。今足りていない教育を問い直し、補完し続けるような存在を目指し、子供たちに「挑戦」を促し続ける。そんなアグレッシブな「イズム」を持つ学校です。
広報部・溝口氏へのテキストインタビューから、その熱源を探りました。
- なぜ「学校」を学生主体でつくる必要があるのか?
- 「優等生」よりも「問い」を持てる子が輝く理由
- 立ち止まる時間に価値を見出す、Loohcs流の教育観
1. 「学校」は与えられるものではなく、つくるもの
ルークスの最大の特徴は、教員が一方的に教えるのではなく、「教員と学生がフラットに学び合い、学校そのものの在り方を一緒に問い続けていく」という文化にあります。
ルークスでは在校生のことを「生徒」ではなく「学生」と呼んでいます。ここには、先生に引っ張られる存在ではなく、自ら主体的に学ぶ存在であってほしいという学校側の願いが込められています。先生主体ではない、学生主体の学校でありたいのです。
Loohcs広報部 溝口氏
ルークスでは、カリキュラムやルールさえも、学生たちが声を上げれば変えていくことができます。自分たちが学びたいこと・取り組みたいことは何なのか、それを考え続けるだけの余白があり、学生の「やりたい」を後押しできる環境が整っています。
2. 優等生はいらない? 求めているのは「問いを持てる人」
では、どんな学生がこの学校に合うのでしょうか。溝口氏の回答は明確でした。
好奇心旺盛で考えることが好き、という子が一番向いている学校だと思います。リベラルアーツの授業にせよ、プロジェクト学習にせよ、学生が考えて議論して進めていくことが中心にあります。授業内容としては言ってしまえば「大学の入門」のようなことを扱うわけで、一見難しそうですが、いわゆる「勉強」ができる必要はなくて。話すことが好き・知ることや考えることが好き・「なんでだろう?」と普段から疑問を持つことが多い、そういった子にぜひ来てほしいなと思っています。
Loohcs広報部 溝口氏
逆に、手取り足取り“正解を与えてほしい”というスタンスだと、少ししんどく感じたり、どうしていけばいいか困ってしまうかもしれません。「正解」を求めるのではなく、自分なりの「問い」や「こだわり」を持てるか。自分から何かを掴みにいくようなことができるか。その中での葛藤を楽しめるか。ここが入学のフィルターになります。
3. 【実録】4人の「変化」の物語
取材で伺った、ルークスで実際に変わっていった4人の学生のエピソードを紹介します。彼らの姿は、今これを読んでいるあなたの未来かもしれません。
Case 1. 元・自称進学校のMさん
90点以下は居残りという管理教育に嫌気がさして転校。「世界が広がった」と語り、元々は漠然と獣医学科を志望していたところから、美術系大学へ。勉強だけの世界から、創造の世界へ飛び出しました。
Case 2. 元・不登校のKさん
「学校という概念そのものが苦手」と述べるほどの学校アレルギー持ち。ルークスに来てからは、本人曰く「逆立ちしても怒られない自由な雰囲気」の中で、安心して話せるようになり、読書会のゼミで楽しく学んでいます。
Case 3. 活動系女子のSさん
画一的な授業に違和感を持ち転校。自由な時間の中で行動力をいかんなく発揮し、学生団体のNPO法人化やWebサービスの立ち上げ等を実現。「迷ったり悩んだりする時間があるからこそ、チャレンジできる」と話します。
Case 4. マイペースなMさん
公立中で「友人と話が合わない」と感じていましたが、ルークスでは毎日いろいろなことを教員や学生と語らうことができました。やるもやらないも自分次第な環境の中で、逆に「やらなきゃ」という意欲が芽生えたそうです。
4. 親へのメッセージ:「立ち止まる時間」には意味がある
最後に、溝口氏から保護者の方へ力強いメッセージをいただきました。
ルークスには、自分に向き合い、やりたいことに向き合っていく“余白”の時間が多くあります。保護者の方から見ると、その時間で我が子が「立ち止まっている」ように見えるかもしれません。ですが、立ち止まっている時間にも意味があります。社会は速く動きますが、人の心はそんなスピードでは変わりません。長い目で、学生が力を蓄える時間を見守っていただければと思っています。
Loohcs広報部 溝口氏
当サイト基準軸からみる「Loohcs高等学院」
1. 発達支援の専門性
「特性」を「個性」と捉える学習環境。
医療的な療育プログラムというよりは、多様性を前提としたコミュニティの力で支援します。「逆立ちしても怒られない自由な雰囲気」「やるもやらないも自分次第」という環境における心理的安全性が、結果として発達課題のある学生の居心地のよさに繋がっています。
2. 未来スキル・IT
プロレベルの実践力。
単なる操作スキルとしてではなく、「経営プロジェクト」や「Webサービス開発」など、社会に価値を生み出すプロジェクト学習が多様に実施されています。ITは学ぶ対象ではなく、何かを実現するための当たり前の「道具」として扱われます。
3. キャリアの出口
圧倒的な「総合型選抜」実績。
慶應、早稲田、上智、ICUなど、難関大学への進学実績が豊富です。提携する「Loohcs志塾(旧AO義塾)」のノウハウを活かし、偏差値ではなく「生き様」や「探究実績」で大学へ挑むルートが確立されています。
4. カリキュラム
リベラルアーツ × プロジェクト。
教員に一方的に「教わる」授業はありません。哲学、経済学、心理学などを対話形式で学ぶリベラルアーツと、自分の好きなことを形にする「マイプロジェクト」がカリキュラムの軸。学ぶことへの意欲が高い学生にぴったりの環境です。
5. 出席認定
提携校(代々木高校)にて高卒資格を取得。
Loohcs高等学院での活動に加え、提携する代々木高等学校(通信制)のレポート・スクーリングをこなすことで、確実に高校卒業資格が得られます。中学生も「プレスクール生」として受け入れており、在籍中学校との連携により出席認定を目指せます。
6. オンライン対応
可能だが「リアルな熱量」重視。
オンラインでの受講も可能ですが、ルークスの真骨頂は「フラットな議論」や「地方留学」などのリアルな体験にあります。メタバース等への逃避ではなく、現実世界へのコミットを促す傾向にあります。
7. 進学・学習支援
総合型選抜から一般入試まで、個別最適な指導。
総合型選抜(AO入試)対策で実績のある「Loohcs志塾」との連携により、専門的な支援を受けることが可能です。また、教員陣の多くが学習塾や予備校での指導歴があり、一般入試の対応も可能です。
8. 料金
「投資」としての学費(年額約100万円〜)。
一般的なサポート校より高額(入学金12万円+授業料約104万円〜)ですが、これには「塾代(予備校費)」や「プロジェクト活動費」が含まれていると考えれば、妥当な価格設定と言えます。
「挑戦できる場所」で、一歩踏み出しませんか?
Loohcs高等学院では、体験授業や説明会を随時開催しています。
「今の学校が窮屈だ」「もっと広い世界が見たい」と感じているなら、一度その門を叩いてみてください。
編集後記
取材を通じて感じたのは、Loohcsが単なる「高校卒業のための場所」ではなく、社会をより良く変えていくための「実験場」であるということです。「問題児」という言葉に込められた、常識を疑い、自ら道を切り拓く力。その火種を持つ学生たちが、ここでどんな化学反応を起こすのか、今後も目が離せません(ボクも元(?)問題児として笑)。(NO-MARK 編集部)





