「不登校」は「おうちじかん」次第
一般的に、不登校には”段階”があると言われていて※、
・前駆期:腹痛などの「からだ」のサインで、行き渋りが始まる時期
・混乱期:心の安全弁が作動し、家庭での安心を最優先にする時期
・回復期:家庭内で活力を蓄え、少しずつ笑顔や意欲が戻る時期
・行動期:家を拠点に、外の世界へ自ら関心を広げていく時期
当コーナーではこの「混乱期」について、ガイドしています。
※段階の数および命名は複数あります
1.まず「おうち」を整える
「不登校」になれば、必ず「”おうち”で過ごす時間」を経由します。大体”3日”で「不登校のからだ」になると言われるなかで※、その「からだ」と、なにより「こころ」をどう養い育むか?が、当面の大切な課題です。
物理的な場所や制度としての「家庭」「家/家庭」でも、また戻るべき「ホーム」でもなく、あえて「おうち」としたのには理由があります。
現在、子どもの「からだ」と「こころ」はゼロ…超えて”マイナス”です。回復しようとアレコレ試みても、そのどれもが徒労に終わり、いくつかは”ダメージ(余計なこと)”にすらなります。
今は「安心安全」に徹して、最優先は「休ませる(マイナスをゼロへ)」です。なかで存在・概念としての、ゆるやかな「おうち」として、柔らかく包み込むように接してあげるのが鉄則です。
その間はぜひ、焦る気持ちを抑えつつ…当サイトで「基礎知識」を確認してお待ちください。
→ まず知っておきたい!不登校の基礎知識【総合ガイド】
本ページは、不登校の「予兆」から「自立」までを体系的に網羅した、保護者様のための総合ガイドマップです。100冊以上の専門書と3万人の相談実績に基づき、全5章のステップで「今やるべきこと」をナビゲートします。
→[データベース] 約50名の子ども/保護者のリアルな体験談
「不登校」について、インターネット(ことSNS)では様々な言説が行き交い、中には全く根拠のない、誹謗中傷めいたものも散見されます。しかし不登校は、ひとつとして同じ「タイプ」もなければ※、共通する「正解」もありません。たとえば上記にまとめた「体験談」がそうで、、改めて「大きな主語」として語られがちな「不登校」についての解像度を上げてみませんか?
※「タイプ診断」などもありますが、”総論は当てはまるが各論で違う”場合に、返って混乱してしまうケースが多いのでオススメしません
2.次に「じかん」を整える
子どものエネルギーが回復(マイナスからゼロ)するまでは、基本的に「あせらず、あわてず、あきらめず」が鉄則です。またよく言われるように、基本的には「登校刺激は控え、そっとしておく」のがよく、なかで”おうち”は「安全」かつ「安心」が最優先です。
一方で、その”感覚”を大切にしながら、
・やったほうが良いこと
・やらないほうが良いこと
そして
・やってはいけないこと
をよく理解しながら、徐々に「おうちで過ごす時間」をデザインしていきましょう。
こちらにガイドページをご用意していますので、ぜひご参照ください
→「混乱期」をどう過ごすか?―心を閉ざした子と歩む「おうちじかん」の再構築
ポイントに絞って言えば、混乱期では「家庭」を「おうち(セキュアベース)」へとより柔らかく、穏やかにしていきます。
・「セラピー」より「ケア」に徹しつつ
・「さわる」でなく「ふれる」感覚で
・余計なことは一切言わず、しかし余計な”おせっかい”は行い
・親子の信頼関係(親は”依存される”こと)を改めて再構築しながら
・親子の関わり(無形でよい)を”秒単位”で蓄積していきます
そしてこの「信頼」と「関わり(時間)」が、後の「温め期」に繋がっていきます。まずはここまで、合言葉は「あせらず、あわてず、あきらめず」です。
