【Data Base β版】 現在、掲載データの更新・検証作業中です。情報は随時追加されます。
編集長メッセージ
「不登校について情報を集めたい」と思って検索し、ネガティブな予測変換(「不登校 末路」「…ずるい」「…人生終了」「…甘え」「…ニート」など)を見て傷ついた保護者の方へ。
安心してください。それら検索結果は「未来の予言」などではなく、ただの「過去のノイズ」です。
ネットの仕組みを少しお話しします。
検索エンジンは「正しい情報」ではなく「クリックされやすい刺激的な言葉」を優先して表示する傾向があります。つまり、あの不吉な言葉たちは、一部の極端な意見や、不安に駆られた人々の検索履歴が機械的に増幅されたものに過ぎません。
私たち【不登校サポートガイド】は、ネットの憶測ではなく「一次情報」を、そして「客観的かつ最新の情報」を集め、編集しています。
そこから見出されたひとつの結論。それは、
「不登校は”人生の終わり”ではなく、その子にとってある種必然的なライフ・イベント(通過儀礼であり、”新たな始まり”)である」
ということです。
詳しくはサイト内記事を参照いただくとして、まずは当サイトの勉強会参加者からいただいた「体験談」を御覧ください。彼らは、”普通に自分らしく(そして印象としてはとても元気に)”暮らしています。
社会に合わせて心を無くしたり、個性を抑えるより、今の彼らのように自分らしく過ごす時間のほうがよほど貴重だと、私たちは考えます。
そしてここにあるのは「末路」ではなく、彼らのそれぞれの「自分らしい生活」の記録です。
編集長 スガヤ
(※デジタルマーケティング従事歴20年)
(※デジタルマーケティング従事歴20年)
悩み別ガイド
Q:「高校に行けないと、将来がない?」
Q:「私の育て方が悪かった?」
Q:「このまま社会に出られないのでは?」
Q:「ゲームばかりして昼夜逆転…」
▼ ネット上の噂・不安について
Q:「不登校は”末路”か?」
A: 「新たな出発」と私たちは考えます。ただしその処し方次第では長く行き詰まることもあります。だからこそ、周りの大人が「終わり」と決めつけず、どうサポートするかが重要です。「末路」という言葉は、不安が生み出した幻影に過ぎません。
Q:「不登校を認めるのは、甘え/甘やかしか?」
A: 多くの場合、甘えではなく「心のエネルギー切れ」の状態です。骨折した足で走れないのと同じで、まずは「完全な休息」が必要です。要求を受け入れ、安心して休ませることが、結果的に回復への近道となります。
Q:「不登校はずるい」
A: そう言われるのは辛いですよね。ですが、「みんなが行く場所に、一人だけ行かない」という選択は、実はとてつもない恐怖と孤独を伴います。彼らは楽をしているのではなく、その恐怖や葛藤と戦いながら、必死に自分を守ろうとしているのです。
Q:「不登校はニートになるのか?」
A: 不登校経験者の就業率は調査により異なりますが、20歳時点で約8割が進学・就業しており、半数以上が社会とつながっています。
就職できるかどうかは、「学校に行ったか」ではなく、「不登校という期間にどう自分と向き合ったか」で決まります。自分を知る時間に変えられた子は、むしろ強い意志を持って社会へ出ていきます。
就職できるかどうかは、「学校に行ったか」ではなく、「不登校という期間にどう自分と向き合ったか」で決まります。自分を知る時間に変えられた子は、むしろ強い意志を持って社会へ出ていきます。
▼不安が少し解消したら、改めて「正しい基礎知識」をどうぞ
正しい不登校の基礎知識・完全ガイドを読む
23事例インデックス
| ID | 当時の状況 | 現在の様子(概要) |
|---|---|---|
| Case 01 | 中2 / HSC・過敏性 | 通信制高校へ転入し、週2回の登校ペースを確立 |
| Case 02 | 高1 / 進学校での挫折 | 高認試験を経て、現在は専門学校で調理を学ぶ |
| Case 03 | 中3 / ゲーム依存傾向 | プログラミング教室に通い、インディーズゲームを制作中 |
| Case 04 | 小6 / いじめ | フリースクールで友人ができ、笑顔を取り戻す |
| Case 05 | 中1 / 環境不一致 | 祖父母の家で農業を手伝いながら、通信制に通う |
| Case 06 | 高2 / 友人トラブル | 定時制高校に転入し、アルバイトと両立中 |
| Case 07 | 小5 / 先生との不和 | ホームスクーリングを選択し、図書館に通う日々 |
| Case 08 | 中2 / 起立性調節障害 | 午後からの個別指導塾に通い、体調に合わせて学習 |
| Case 09 | 高3 / 受験うつ | 一年休学し、NPOのボランティア活動に参加 |
| Case 10 | 中1 / 部活の強要 | 地域のクラブチームに移籍し、スポーツを継続中 |
| Case 11 | 小4 / 勉強の遅れ | 学習支援教室で自信を取り戻し、週1回登校を再開 |
| Case 12 | 高1 / ネトゲ没頭 | 独学で動画編集を習得し、クラウドソーシングで受注 |
| Case 13 | 中3 / 無気力 | 短期留学を経験し、現地の文化に触れ視野が広がる |
| Case 14 | 小6 / クラス崩壊 | 中学受験で環境を変え、新しい学校で落ち着いて生活 |
| Case 15 | 高2 / 留年決定 | 通信制高校のWebコースに入学し、自分のペースで卒業 |
| Case 16 | 中2 / 対人恐怖 | 地域のゲートボールサークルに参加し、高齢者と交流 |
| Case 17 | 高1 / 完璧主義 | 心療内科に通いながら、絵画教室で自己表現を楽しむ |
| Case 18 | 小3 / 母子分離不安 | 放課後等デイサービスを利用し、親以外の大人と関わる |
| Case 19 | 中1 / 転校後の孤立 | オンラインの趣味コミュニティで同じ趣味の仲間を発見 |
| Case 20 | 高2 / 帰国子女 | 英語力を活かせるインターナショナルスクールへ転入 |
| Case 21 | 中3 / 理由不明 | 「何もしない期間」を経て、料理に興味を持ち家事を担当 |
| Case 22 | 小5 / 発達グレー | 特性に理解のある私立小へ編入し、ストレスが軽減 |
| Case 23 | 高1 / 家庭不和 | 自立援助ホームに入居し、アルバイトで生計を立てる |
