
・書籍タイトル: 自分のこころとうまく付き合う方法
・著者: アリス・ジェームズ / ルーイ・ストウェル
・出版社: 東京書籍
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「なぜかイライラする」「急に悲しくなる」その正体、知ってる?
理由もないのに涙が出たり、すごく腹が立ったり、やる気が起きなかったり。「自分の心が弱いのかな?」と不安になることはありませんか? でも、それはキミの性格が悪いわけでも、心が弱いわけでもありません。 この本は、イギリスで生まれた「こころのガイドブック」です。 精神論ではなく、「脳の仕組み」や「ホルモン(化学物質)」の働きとして、キミの心に起きていることを科学的に、でもすごく分かりやすく解説してくれます。 「心の問題」を「体のケガ」と同じように扱っていいんだよ、と教えてくれる、とても頼もしい一冊です。
ポイント:感情は「脳内物質」のしわざだ!
この本を読むと、自分の感情を客観的に見ることができるようになります。
・すべては「化学反応」: 恐怖や怒りは「アドレナリン」、幸せは「セロトニン」や「ドーパミン」。キミが感情的になってしまうのは、脳の中でそういう物質が出ているから。そう知るだけで、「自分がおかしいわけじゃないんだ」と冷静になれます。
・ 「いいね!」は脳をダマす罠: SNSで「いいね!」が欲しくなるのは、脳の「報酬回路」という部分が刺激されるから。それはお腹が空いたときに食べ物を欲しがるのと同じくらい自然なことだけど、同時に「依存」してしまう罠でもあります。仕組みを知って、スマホに振り回されない距離感をつかみましょう。
・「助けて」と言うのは、自分を守るスキル: こころの不調は、足の骨折と同じで「気合い」では治りません。専門家(カウンセラーや医師)に頼ることは、恥ずかしいことではなく、自分を大切にするための賢い選択です。
「幸せ」じゃなくても、きみは大丈夫
この本は「いつもポジティブでいよう」なんて無理なことは言いません。 「ずっと幸せでいられる人なんていない」「悲しみや怒りも必要な感情だ」とはっきり言ってくれます。 自分を責めるのをやめて、風邪をひいたときに温かくして寝るように、心が疲れたときは自分をいたわってあげてください。
まとめ:自分のこころの「操縦席」に座ろう
心や感情の仕組みを知ることは、自分という乗り物の「運転の仕方」を知るようなものです。 思い通りにいかない日があっても、「今は脳がこういう状態なんだな」と分かるだけで、パニックにならずに済みます。 この本を読んで、自分のこころと「仲良く付き合う」方法を手に入れてください。
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スガヤのふせん ~キミに贈るワンフレーズ~
「みんな楽しそうなのに、自分だけ落ち込んでいる」なんて思わなくていい。幸せはずっと続くものじゃないし、落ち込むことだって正常な反応なんだ。
幸せだって思えない。どこかおかしいの?
どこもおかしくなんてないよ。幸せとは、いつでも感じていられるようなものではないんだ。いつも幸せじゃないからといって、きみが悪い人生を送っているわけではない。それが人間だ。(P.21より)
「幸せか?不幸せか?」という問いは正しくなくて、だいたいいつも「幸せで、不幸せでもある」ってこと。だから今が「不幸せ」でも、空気や気分に支配されず、勝手に「幸せ」になってしまえばいいんだって!大丈夫、なんとかなるって♪

