WordPressの最新SEO対策の設定まとめ【WEBディレクターが選びます】

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WordPress&Search Engine Optimization

2017年の時点でWordPressのSEO対策はどうすれば良いかを解説します。
最新のオススメ設定から要注意点などをまとめました。
あわせてAll in One SEO Packのプラグイン設定もどうぞ。

この記事からWordPressの設定を見直すと、新しい発見があるかもしれません。

最初はプラグインを紹介していますので、具体的なSEOの設定から見たい方はnoindexの設定より解説しています。

SEOのプラグインを導入する

WordPressには優れたSEOのプラグインがあります。
テーマにSEO設定があればテーマでも良いですが、ほとんどの場合はSEOのプラグインが必要となります。
SEOのプラグインは初級者だけでなく上級者にも必要と感じます。
プラグインはAll in One SEO Packをオススメします。

SEO上級者でもプラグインは必要

SEOの上級者はプラグインに頼りたくないかもしれません。
私もプラグインは不要派だったのですが、SEOの設定が複雑になっていて、テンプレートの開発コストが無視できない現状があります。

確実で適切な設定が求められるので、プログラムを組むのも大変です。
私のクライアントでも不十分なプログラムで組まれたSEO設定がありました。
(非WordPress環境です)

間違ったcanonicalタグが設定された例

発注側も受託側にもSEOの知識がないため、間違ったcanonicalタグが設定されている例を再現しています

この例ではURLの計測パラメータがcanonicalタグに反映されてしまっています。
自動でcanonicalタグを付けるだけのプログラムで致命的なミスを引き起こした例を再現しました。
こういったSEOの幅広い知識をプラグインがカバーするので、テンプレートで開発するのはコストデメリットになります。

また、SEOプラグインによる処理速度の低下が気になるかもしれません。
気にするほどではないので、サーバー、画像、各種ソースを見直す方がプラグインを外すより有益でしょう。

All in One SEO Packがおすすめ

WordPressの有名なSEOプラグインには、All in One SEO PackやYoast SEOなどがあります。
Yoast SEOは私の環境で(日本語ファイルはあるのに)日本語にならなかったのと、細かい設定が多いので、All in One SEO Packをオススメします。

All in One SEO Packのインストール手順

All in One SEO Packのインストール画面

プラグインの新規追加画面で、人気順に並べるか「All in One SEO Pack」で検索すると出てきます。今すぐインストール有効化します。

All in One SEO Packの設定箇所

左ナビに出てきたAll in One SEOから設定できるようになります。

noindexの設定

コンテンツに適切なnoindexを設定することで、SEOの効果を期待することができます。
まず最初に設定するべき項目と思います。
noindexとSEOの関係、詳しい設定方法を解説していきます。

noindexとは

HTMLの<head> </head>内に以下のnoindex設定を記述して、検索結果に該当ページを表示(インデックス)させないようにできます。

<meta name="robots" content="noindex,follow" />

検索結果に出す必要のないページはnoindexにします。
例えば検索ユーザーがすぐに帰ってしまうようなページです。
Q&Aで回答がないページや、改善要望などのアンケートしかないページはnoindexにします。
これらは検索ページから来てもらう意味がありません。

noindexとnofollowの説明

間違ってnofollowにしないように気をつけましょう。
nofollowはログイン画面などで使われます。通常のサイト運営では使いません。

サイト内の検索結果画面をnoindexにする

サイト内の検索結果画面は必ずnoindexにします。
これはリンクスパムという攻撃を防ぐために必須です。

リンクスパムという手法で検索順位を下げる悪質な攻撃があります。
サイト内検索結果のページにnoindex処理をすることで防ぐことができます。
Google側でもサイト内検索結果のページは、表示させないように努力されていますが、サイト側でのnoindex処理は必須です。

All in One SEO Packのプラグインでは、Noindex設定から「検索ページに noindex を使用」にチェックを入れます。

All in One SEO Packの検索結果ページをnoindexにする

WordPressサイトのnoindex設定

検索結果画面をnoindexに設定したら、以下のページもnoindexにしておきます。

  • 日付ごとの記事一覧
  • 投稿者別の記事一覧
  • タグ一覧
  • 404 Not Foundページ
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

「404 Not Foundページ」「お問い合わせ」「サイトマップ」は検索ユーザーが最初に来ても意味がないのでnoindexにします。
それほど気にする必要はありませんが、各記事一覧ページはカテゴリ以外をnoindexにすると良いでしょう。
それぞれのnoindex設定を解説します。

日付ごとの記事一覧
サイトを回遊するユーザーにとって必要なページですが、検索ユーザーが直接来ても意味がないので、検索結果に表示させる必要はありません。
投稿者別の記事一覧
日付ごとのページと同じ理由で、検索結果に表示させる必要はありません。特に初心者は早い段階でnoindexにしておきましょう。WordPressのログインユーザー名と同じ投稿者の名前が、検索結果に出てしまうというセキュリティリスクがあります。
タグ一覧
立ち上げ時で記事が少なかったり、タグ一覧ページをカスタマイズできないのであればnoindexにすると良いでしょう。例えばまとめ記事のようにタグ一覧ページをカスタマイズできるなら、個別にnoindexを解除するのもありです。
404 Not Foundページ(ページが見つかりません)
検索結果に表示させる必要はないのでnoindexにします。
お問い合わせ
サイトを見ずにお問い合わせに直接来られても意味がないので、検索結果に表示させる必要はありません。
サイトマップ(XMLではない)
すべてのページにアクセスできるサイトマップはユーザーにとって便利です。しかし検索エンジンにしてみれば、リンクの羅列でちょっとスパムっぽいです。インデックスさせても問題はないでしょうが、スパム扱いされるのを心配するならnoindexにすると安心です。

All in One SEO Packプラグインでの設定

noindexはAll in One SEO Packプラグインで簡単に設定することができます。
All in One SEO PackプラグインのNoindex設定で以下にチェックを入れます。

  • 日付別アーカイブに noindex を使用
  • 投稿者アーカイブに noindex を適用
  • タグをnoindexにする
  • 検索ページに noindex を使用
  • 404 ページに noindex を使用
All in One SEO Packのnoindex推奨設定

お問い合わせなどの固定ページは、固定ページ編集画面の下にAll in One SEO Packの設定があります。

All in One SEO Packの固定ページをnoindexにする

「Robots メタ NOINDEX」にチェックします。間違ってNOFOLLOWにチェックを入れないように気をつけます。

ページナビゲーション(ページネーション)はnoindexするべきか?

All in One SEO Packプラグインでは、ページ付けされたページ/投稿に noindex を使用にチェックを入れると、ページ分割された2ページ目以降がnoindexになります。
2ページ目以降を検索結果に出さないという必要性はありません。(どちらにしても検索順位に影響はないでしょう)

カテゴリはnoindexにするべきか?

基本的にカテゴリページはnoindexにしません。
記事数が極端に少なかったり、カテゴリ名で迷っている段階ならばnoindexの検討もありますが、通常はnoindexにしません。
主要なキーワードでカテゴリページが検索上位にでているサイトも多くあります。
(当サイトではカテゴリ名に迷っているので2017年4月現在でnoindexにしています)

canonicalタグの設定

SEOで重要なcanonicalタグの設定について解説します。
All in One SEO Packプラグインの設定からcanonicalタグについても説明します。

canonicalタグとは

canonicalタグは検索エンジンに対し、重複したコンテンツを発生させないようにするものです。

例えばhttps://https://www.の2つのURLが混在している場合、以下のように正規のURLに向けて設定します。

<link rel="canonical" href="https://no-mark.jp/" />

canonicalタグの統一

URLの混在はペナルティにはなりませんが、別々のURLにリンクが貼られた場合、本来の順位より下がるかもしれません。

通常は301リダイレクトを使用する

今回はWordPressでの設定になるためGoogle Search Consoleの説明を省略しますが、重複コンテンツには301リダイレクトのサーバー処理が必要になります。
301リダイレクトについてはSearch Consoleヘルプをご参考ください。

ページの URL の変更と 301 リダイレクトの使用 - Search Console ヘルプ
検索エンジンの結果で表示されるページの URL を変更する必要がある場合は、サーバー サイドの 301 リダイレクトを使用することをおすす

例えば下図のように様々な重複URLのパターンがあるとします。

canonicalタグで対応するべきURLの例

パターン⑥はメールマガジンからの来訪者を計測するURLを想定しています。
パターン⑥のURLは、実際にユーザーがアクセスしないと計測できません。
機械ではなく、ユーザーからのアクセスに意味がある場合にcanonicalタグを使用します。
①から⑤のパターンは本来301リダイレクトを使用します。
もちろん間違わなければcanonicalタグを付けておいて問題ありません。
PHPプログラムであらためて開発するよりも、WordPressのプラグインなら間違いは起きにくいでしょう。

他にもcanonicalタグはスマートフォンのユーザー向けに別のURLを設定している場合にも使用します。

All in One SEO Packプラグインのcanonical設定

All in One SEO Packプラグインでは、最初からcanonicalタグを使うように設定されています。

canonicalタグで対応するべきURLの例

上図のどのパターンでも適切に処理されます。

WordPressの一般設定

ただし、WordPressの一般設定で上図のサイトアドレス (URL) が優先して反映されます。
ここに優先する正規URLが入っていないと、間違ったcanonical設定が出力されるので要注意です。
例えばhttpsのサイトなのにhttpのURLを入力すると、httpから始まるcanonicalが(httpsにアクセスしても)出力されます。

他の設定と注意点

All in One SEO Packで個別にcanonicalを設定

カスタム Canonical URL を有効化にすると、固定ページや記事ページで個別にcanonicalのURLを指定できます。
あまり使う場面はありませんが、例えばページ内に配置したボタンの「リンク先だけが違うページ」が複数ある場合などはカスタム Canonical URLを使用します。

チェックしてはいけない項目

ページネーションをCanonical URLsにしないをチェックしてはいけません。
ページ分割されたページをcanonicalタグで統一するのは間違いです。

XMLサイトマップの設定

All in One SEO Packプラグインには、便利なXMLサイトマップ機能があります。
XMLサイトマップは、検索エンジンにサイトの更新を伝えてインデックスを促すことができます。

All in One SEO PackプラグインでXMLサイトマップを設定する

All in One SEO Packの設定画面にアクセスすると、左ナビに機能管理が出てきます。

All in One SEO Packの機能管理

XMLサイトマップのActiveボタンを押します。

左ナビにXMLサイトマップが出現します。
noindexを設定している項目以外にチェックを入れます。
この記事のnoindex設定を適用している場合、以下のようになります。

All in One SEO PackのXMLサイトマップ

noindexに設定した項目にチェックをしないように気をつけます。

XMLサイトマップが設定できたら、Google Search Consoleにて登録します。
Google Search Consoleの登録方法は、SEO HACKSさんの記事が分かりやすく参考になります。

サーチコンソール (旧:ウェブマスターツール) の設置・登録方法 | SEO基礎知識 [SEO HACKS]
SEOを行う上で必須のツール、サーチコンソールの設置・登録方法について説明しています。ウェブマスターツールとは何か、何が出来るのかを知りたい方は、「サーチコンソールとは」をご覧ください。 サーチコンソールの概要 Goog …

Google Search Consoleの登録は、WordPressで記事をアップしてからで構いません。
WordPressの設定がある程度できてからGoogle Search Consoleを使う方が安心です。

ページ分割の設定

WordPressでサイトを作ると、記事一覧ページを分割させる必要がでてきます。
このようなページナビゲーション(ページネーション)のあるページには以下のタグを記述します。

<link rel='prev' href='https://no-mark.jp/' />
<link rel='next' href='https://no-mark.jp/page/2' />

上記は3ページ以上分割されている記事一覧の2ページ目を想定した記述です。
前のページのURLにrel=’prev’を指定します。
次のページのURLにrel=’next’を指定します。
最初のページはrel=’next’のみの指定です。

非常にややこしいですが、All in One SEO Packプラグインをインストールすると自動で追加されます。
テーマでも対応している場合は、記述が2重になりますが無視して構いません。(できればテーマをカスタマイズして取り除きたいですが)
また、Googleはページ分割した一覧ページを経験則で把握するようなので、設定がなかったり間違っても致命的な問題にはならないでしょう。

パーマリンクの設定

パーマリンクの設定も直接順位には影響しないでしょうが、まだ記事を投稿していないなら設定を変えた方が良いでしょう。
パーマリンクとは記事に割り当てられた個別のURLのことです。

当サイトではドメイン/カテゴリ/パーマリンク名.htmlにしています。

https://no-mark.jp/webdirector/wordpress-seo.html

WordPressのインストール時は日付と投稿名になっています。

WordPressのパーマリンク設定

これをカスタム構造にチェックをして以下を入力します。

/%category%/%postname%.html

パーマリンク名.htmlにすることで、重複コンテンツの防止になります。
いわゆるindex.htmlあり・なしパターンの統一です。

index.htmlあり・なしの解決策

上図の①と②の重複を「パーマリンク名.html」にすることで防いでいます。
慎重に設定するべき301リダイレクトも①と②に限っては不要です。

さらには以下のようにカテゴリを取っても良いでしょう。

/%postname%.html

このパターンは、カテゴリから記事を移動するときにURLが変わらないので、301リダイレクトをしなくて済みます。

昔はURLを削ってカテゴリにたどり着けるのが推奨されていましたが、今はパンくず機能があればユーザーはそちらを使うでしょう。
URLにカテゴリ名を含んでも含まなくても、順位に影響はありません。

目次プラグインを導入する

直接順位に影響しないと思いますが、目次プラグインの導入をする手があります。
目次プラグインは見出しタグ内にアンカーリンクを自動で付けてくれます。

見出しにアンカーリンクを付けることで、リッチスニペットが検索結果に表示されることがあります。

リッチスニペットで見出しが表示される例

検索結果に通常と異なる表示が出るのをリッチスニペットと言います。
リッチスニペットはユーザーの検索を助けるもので、クリックされる確率が増えます。
クリック率が増えると、以前と同じ人が検索したときの順位が上がるかもしれません。
(その人だけの検索結果が表示されるので期待できるかもしれません)

見出しの構造によっては、ユーザーにとって目次が邪魔になることもあるでしょう。
基本的な考えとしてですが、ユーザーに必要であると判断したなら目次を導入します。

目次プラグインはTable of Contents Plusがおすすめ

Table of Contents Plusは多くのサイトで採用されている目次プラグインです。
細かい設定に対応して使いやすく、Wikipediaの目次を意識して作られています。

プラグインの新規追加画面で「Table of Contents Plus」を検索してインストールします。

Table of Contents Plusプラグイン

最近更新されてないのでやや不安ですが、現状はこれがオススメです。

WordPressの管理画面から左ナビの設定に「TOC+」が出てきますので、まずはpostにチェックを入れます。
必要に応じて表示条件や見出しテキストなどを変更します。

TOCのpostにチェック

次に上級者向けをクリックして設定を展開します。

Table of Contents Plusの見出し設定

見出しレベルの項目にh2とh3にチェックを入れます。
縦に長くなっても良ければh4以降にもチェックを入れていきます。
(見出しレベルの項目は、記事ごとに設定できません。目次の下にh1見出しがあるならh1にもチェックします。)

ディスクリプション設定

ディスクリプションは検索結果のタイトル下に表示される文章です。

検索結果のディスクリプション

ディスクリプションは検索順位に直接影響しませんが、ユーザーがサイトを見るかの判断材料になるのでクリック率に影響します。

All in One SEO Packのディスクリプション設定

All in One SEO Packプラグインの場合は、記事投稿画面下でディスクリプションを入力できます。

All in One SEO Packのディスクリプション

最大160字とありますが、これは検索エンジン次第で変化しますので信用できない文字数です。
例えば更新日付が表示されると、その分だけ文字数は減らされます。

検索結果の表示文字数は定期的にチェックしましょう。

ディスクリプションは必ず書く

以前はディスクリプションを入力しないのも「あり」でしたが、今後は必ず書くようにしましょう。
ディスクリプションを書かなかった場合は、冒頭の文章が抽出されてしまいます。[1]

  1. Google側で書き換えられるという例外もあります。

見出し直下の文章も検索結果に表示される

前項の目次を導入した場合には、ディスクリプションが無視されることもあります。

ディスクリプションをGoogleが作成

「見出しタグ」+「パンくず」という検索ワードで検索しました。

上図のように見出し直下の文章が検索結果に表示されます。
見出しの後の文章は、検索ユーザーの目に入るということを意識する必要があります。

カテゴリーのディスクリプション設定

カテゴリーが検索結果に表示されることがあります。
頑張って更新を続けることでビッグワードを獲得できるケースもあります。

記事数が増えたなら、カテゴリーのディスクリプションは設定するべきです。

カテゴリーのディスクリプション

検索結果だけでなく、カテゴリーページに表示される優秀なテーマもあります。

SEOに強いテーマを使う

WordPressでは無料から有料まで多くのテーマが利用できます。
有料テーマだからSEOに強いということはありません。
更新されている(放置されていない)国産テーマをオススメします。

多くのテーマには構造化・リッチスニペットが含まれています。(構造化・リッチスニペットは順位に影響ないですが)テーマに任せることでSEOの恩恵を受けられます。
私が知っている限りの無料テーマでも、Simplicity2、STINGER系(micata2)、Xeoryなどは安心して使えます。

ただしWordPressにはAll in One SEO PackやYoast SEOなどのプラグインがあるので、テーマ選びはそれほど気にする必要もないでしょう。

まとめ

WordPressはブログサービスと違って細かくカスタマイズができるので、SEOの設定が多いと思われるかもしれません。
それでも強力なプラグインがあるため、WordPressを使わないサイトよりも作業数が大幅に削減できます。

最近ではリッチスニペットの効果で目次プラグインが注目されつつあります。
モバイル最適化やhttpsで始まるSSLの対応など、SEOの変化は速いと感じます。
ずっと変わらないのは、Googleが検索ユーザーの体験を重視し、設定よりもコンテンツの中身が常に重要だということです。

※この記事はSEOの変化に合わせて随時更新していきます。

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(この記事を紹介してくださる方に感謝します)

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